老け顔に見える目の下のたるみは手術で改善できる

レディ

表情ジワの解消

注射される女性

ボツリヌス菌の毒素

ボトックス注射では、ボツリヌス菌から抽出した毒素で作った薬剤が、体内に注入されます。ボツリヌス菌とは、ハチミツなどにも含まれていることがある自然界の細菌で、この毒素には神経を麻痺させる力があります。もちろんハチミツを少々食べるくらいでは感染しませんし、ボトックス注射で使われる薬剤は、毒性をかなり弱めてあります。そのため安全に、体に注入することができるのです。注入すると、その部分では筋肉を動かすための神経の伝達が、おこなわれにくくなります。つまり筋肉が力強く動かなくなるということですから、ボトックス注射は痙攣などの治療に活用されています。そして最近ではこのボトックス注射が、表情ジワの治療にも利用されるようになっています。表情ジワは、表情筋という一種の筋肉が強く動くことで生じるからです。

小分けに注入

ボツリヌス菌から作った薬剤は、毒性を弱めてあるとはいえ、健康のためには体に大量に注入することはできません。そのためボトックス注射では、ごくわずかな量が注入されます。量が少ないのですから、治療効果が出てくる範囲も広くはなく、2センチ以内となっています。表情ジワの多くは、眉間や目元などの狭い範囲に生じるので、1本のボトックス注射でも治療効果を与えることができます。しかし広く長くなった表情ジワに関しては、1箇所に多くの薬剤を注入するのではなく、薬剤を約2センチ間隔で小分けに注入することになります。その方が、薬剤が1箇所に集まらない分、安全性が高くなるからです。逆に言えば、小分けにすれば健康面での害にはならないということです。そのため、顔全体に少量ずつ注入することで、全ての表情ジワを消すことも可能となっています。